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“勝手にふるえてろ” 恋愛の1番と2番

ドキドキする人安心できる人
どっちがいいんだろうか?

女の子なら一度は考えたことがあるかもしれない。

刺激的な恋がしたい!
…でもやっぱり結婚するなら安心できる人がいいよなぁ…

これは
●自分に好意を持ってくれるちょっと鈍臭い男を“2”(渡辺大知)
●自分が昔からずっと思い続けてきた男を“1”(北村匠海)

と順位をつけあれこれ模索する女の物語

残酷だけど心の中じゃ人に順位をつけるってよくあります…特に女は笑




*大まかなあらすじ・ネタバレ有り*

主人公のヨシカは絶滅した動物が大好きなちょっと変わった女の子。
ネットで絶滅動物について検索してニヤニヤしては
気づくと朝になっているなんてこともしばしば。
24年間、男性経験もなければ、誰かに好意を抱いてもらったこともない。

そんな彼女には10年間ずっと片思いの中学の同級生“イチ”がいる。
と言っても卒業以来は一度も会ったことがない。
なのにずっと一途に思い続けているのだ。

そのせいもあって彼女は今まで一度も人とと付き合ったことがないのだが
本人はそのことをとても恥ずかしく思い、誰にも言っていなかった。

そんな彼女に会社の同期“2”が思いを寄せる。
彼はイチとは全く違いどこか鈍臭いところがある。

だがしかし、男から言い寄られたのが初めてだったヨシカは
心の中で揺れ動く。これくらい安心できる方がいいのかなぁ…?
でも全くもってときめかないのも、また事実。

頭の中の彼か、現実の彼か。
混乱していくヨシカだったが
“2”と関われば関わるほど

このままで本当にいいのかと自分に問いただす。

散々迷った挙句ヨシカは他人になりすまして
中学の同窓会を主催することを決める。そう。イチに会うために…

*感想*

この映画の中で私が一番気に入ったセリフは2が言う一言だった。

男性経験がないことを親友にバラされてしまったヨシカが
そのことが原因で会社にいけなくなってしまうシーンがある。

そして自分の秘密をさらっと言ってしまった
親友くるみに対しての怒りはとてもじゃないけど収まりきらなかった。

そんなヨシカの引きこもってる家に“2”がやってきてこう言う。

「人はうっかり人の秘密を漏らしてしまうこともある。
そこに少しも意地悪な気持ちがないと言ったら嘘になるかもしれないけど…でもそうゆうことってあるんだ。」

…この少しは意地悪な気持ちが入ってるかもしれない。
って言うところにものすごくリアルさを感じた。

あぁ、人ってそうやって人を傷つけるんだよなぁって。

さすが綿矢りささんの小説。ものすごく人間の心理を捉えている。

物語自体は重すぎず、リズミカルに進んでいくが

現実で起こっている出来事と
ヨシカの頭の中で描いている雰囲気にズレがあるところも面白い。

毎日仲良く喋っていたはずのおっちゃんが
本当はよく見かけるだけで、挨拶すらしたことがなかったりとか。

ズレ。自分の頭の中のズレ。人から見た印象のズレ。

このズレをとてもよく表現している作品のように思う。

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“ウォーリー” ずっと一人ぼっちだったロボット

*大まかなあらすじ*

“面倒くさい”もう何もかもが面倒臭い。

仕事するの面倒くさいし
わざわざ髪の毛切りに行くのも面倒臭い。
何なら歩くだってダルいし
ずっと寝っ転がって生活したい…

29世紀、科学が進歩しすぎた地球は
何でも面倒臭いことはロボットに任せるようになっていた。

地球上はゴミで溢れ、掃除する人なんてもちろん誰もいない。

そしてついに人間はゴミ処理もロボットに任せ
地球までも捨てて、宇宙で生活することを決めたのだ。

これはその後、地球に残され700年もの間、たった一人で
人間が捨てていったゴミを処理し続けたロボットの物語

その名もウォーリー( ´∀`)





コツコツ・コツコツ、ひたすら仕事。

今日もたった一人でゴミを処理するウォーリー。

そんな彼の唯一の楽しみは
ゴミの中から見つけ出した“映画のDVDを見る”こと。

その中でも彼は人が“手を繋ぐシーン”に憧れ
いつも画面に見とれていた。

そんな日々に転機が訪れる!

でっかい宇宙船がやってきて
最新型のロボット“イブ”を置いていったのだ。

この出会いは、ウォーリーにとって初めてのものだった。

ウォーリーはイブの行動や仕草
その全てに魅了され気づくと“恋”に落ちていた。。


*ネタバレ有り・感想*

この映画は現代を生きる人々に向けた
「何でもコンピューターに任せて行く将来とこうなるよ」
というメッセージも込められているように思う。

宇宙で優雅な暮らしをする人間たちは
コンピューターの椅子の上で過ごし

食べ物は決まった時間にロボットが持ってきてくれる

髪だってロボットが切ってくれるし

謝って椅子から落ちたら「そのままお待ちください」といって
ロボットが椅子まで運んでくれる。

“もう何にもしなくていいのだ”

だから人々はみんな同じように太っていて
周りが同じような体型をしているもんだから
それすら気にならない。

次第に人間よりもロボットに支配されるように
なって行く。

…恐ろしい。とは思うけどありえない話ではない。

何だかこんなにも便利なスマホやアプリが
当たり前のように使われていると

29世紀どころか後30年後くらいにはこんな状況に
なっていてもおかしくないような気がするのだ。

この前、友人の家のトイレに貼ってある
歴史年表を見てふと思ったのだ。

「1837年…大塩平八郎の乱かぁ、あ〜なんか勉強したなぁ〜」

ん?ちょっとまって…今年2018年でしょ?
え?この乱から181年しか経ってないの??

181年前は〇〇の乱とかいって、刀振り回してるような時代だったのに…
今やスマホ片手にSNSに写真加工してバンバンあげまくっているような時代…

…( ゚д゚)!!

時代の進化があまりにも早すぎてびっくりしたのだ。

…もちろん科学が進化すれば良いこともある。

今や欲しいものはまず手に入れることができるし
救えなかったはずの命まで救うことができる。

悪いことばかりじない。

ただ、良い面も悪い面も紙一重だからそのことは
頭に入れて置いてくれよな。

そんなメッセージを私はウォーリーから感じた。

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大人のADHD・好きで生きる

カテゴリ:ピクサー  コメント:0

“チャーリーズエンジェル” 女どうしの最強の信頼。

3人組の女探偵!
その名も“チャーリーズ・エンジェル”


彼女たちは育った環境も違えば、性格もバラバラ。
なのに、それぞれがそれぞれで
最高の魅力を発揮し…そこに生きている!


大人が見ても子どもが見ても楽しめる映画とは
こうゆうものを言うのではないだろうか。


社会に出ると、やれチームワークだ、やれコミュニケーションだと
なんだか人として必要なものを小難しい言葉で教え込まれすぎて
逆に“何が大切なのか”わからなくなってきてしまうが


この映画を見ると一発で、あぁチームワークってこうゆうもんだよなぁ。
と改めてシンプルに感じることができる。


協力って“一人一人が遠慮して迷惑をかけないよう揃えていく”ことじゃなくて
“一人一人の良いところ・得意なところを出しあって一つの目標に進むこと”だよなぁって。。






探偵事務所の長、チャーリーの指令はいつも
驚くほど無謀!!( ゚д゚)


さすがに無理でしょ…って言うレベルの指令も
なんの悪気もなくポーンっと出してしまう。

が、もっとすごいのは彼女たち3人

眉間にしわを寄せることなく

「面白そうじゃない!」とたった一言。

あとは指令達成のために力を出し合い、全力で駆け抜けるのだ。

だが、もしも1人だったら、おそらく達成することはできなかっただろう。

3人いる。

だから、できるのだ。

それぞれがお互いの性格をよく理解し
信頼しきっている。

どーんと自信を持って戦う。
やられる。やられたら助ける。

そしてその過程を全身で“楽しむ”

時には鋭い勘で嘘を見抜き
時には女を使い相手を騙す。

ほわぁぁぁぁ。と、思わずタメ息が漏れてしまうほど
その姿はかっこよく美しい。

普通の仕事をしていたらこんなに
アクロバティックな生活をすることは
中々ないだろうけど

彼女たちくらい自信を持って
自分のことも仲間のことも信頼できたら

きっと今よりもっと楽しく暮らしていけるはずだ。
そしてそれは、案外簡単なことなのかもしれない…

そんなことを思わせてくれる映画だ。

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“エターナルサンシャイン”  もしも嫌な記憶だけ消せる装置があったら…



忘れよう…忘れよう…
もういくら考えたって…
自分の思うように何てならないんだから

いっそ忘れてしまおう…

…そう思ってるのに!!何度も何度も思い出してしまう。。( ;ω;)

頭ではいくら冷静になろうとしても…どうしても
感情がついてこない。…って経験、あると思います。

それは失恋かもしれないし、仕事での失敗かもしれないし
大勢の前で大恥をさらしたことかもしれない…

誰でも1つや2つ“できることなら消してしまいたい記憶”
って持っているのではないだろうか。

これは失恋からどうしても立ち直ることができなくなってしまった男が
“記憶喪失手術”という嫌な記憶だけを消してくれる手術を受けて

好きで好きでもう仕方なかった彼女の記憶を消そうとする物語である。





主人公のジョエル(ジムキャリー)は
彼女(ケイトウィンスレット)と喧嘩別れをしてしまった。

しばらくして仲直りしようと決心したジョエルは
バレンタインに彼女へプレゼントを持っていく。

すると彼女は、まるで初めて会う人かのように自分を見つめ
実に他人行儀に振る舞われてしまうのだ…。

とても動揺したジョエルだったが
のちに、衝撃的なことを知らされる。

なんと彼女は“記憶喪失手術”によって彼の記憶を
全て抜き去ってしまっていたのだ…。


…それを聞いたジョエルはとてもショックを受け
自分も彼女の記憶を消すべく、記憶喪失手術を受けることを決心する(`;ω;)!


ここからは彼の脳の中で起きていることと、現実で起こっていることを
うま〜くリンクさせながら、独特のリズムで物語は進んでいく。


感情とは裏腹に淡々と消されていく記憶。
彼の意思とは無関係に進んでいくそのスピードには恐怖すら覚える。


悩みに悩んだその先で、彼が見つけた本当の気持ちとは!


この“エターナルサンシャイン”もちろん映画としても面白かったが
映像や風景もおしゃれで美術館で絵を見ているような感じに近かった。


記憶が消されていくという脳の処理過程を
いろんな絵を用いて表現してくれる。見ていて本当に飽きない( ´∀`)


また、この映画の趣旨とは違うが
逆にお金を払って“嫌な記憶を消す”ことができるなら


一体どれくらいの人が何十万・何百万という金額を払って
記憶を消したがるのだろうか…とも思った。


それくらい記憶と感情のリンクって一歩間違えてしまえば
5年・10年と引きずり続けてしまうほど強烈なものだし。


一番大切な“今”を見失ってしまう恐れがある…。


でもそこを何とかするから見えてくるものもあるわけだし
逆に何かにつまずいたり“うまくいかなかった人の話”って
それはそれで人を楽しませる価値があったりもする。


記憶喪失装置。あったら便利だけど
ないからこそ、さて私はどうするかなぁって。

そんなことを考えさせられた作品だった。

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カテゴリ:恋愛映画  コメント:0

“パーフェクトワールド”  してもらえなかったからこそ…してあげたい。


お前と俺はよく似ている。

「ハンサムで、コーラが好きで、親父がろくでなし」

自分の幼少期を他人の子どもに重ねてしまうことってないだろうか…?(´・ω・`)

子どもの頃に寂しい想いをした人や
親との間に深い確執がある人なら1度はあるかもしれない…

これは、ある脱獄犯の男が、8歳の男の子を誘拐し逃亡をする中で

彼らの間に少しずつ“愛情”が芽生えてく物語だ。

自分がしてもらえなかったからこそ
こいつにはしてやりたい。。

彼らが想う“父親像”とは…




脱獄犯ブッチ(ケビンコスナー)の父親は
暴力の耐えない男だった。
大人になった今でもブッチは父について
ことあるごとに「クズだ!」と言う。


だがしかし、子どもが親を想う気持ちって
本当に計り知れないもので…。


口では何と言っても本当の気持ちはついてこないのだ。。


幼くて、力も学歴も財産もない…何にもない状態の時に
“それでも人から愛され守ってもらえる”って

人にとって本当に大切なことなのかもしれない。


そんなブッチはある日、刑務所を脱出し
8歳の少年フィリップを誘拐する。


2人は誘拐犯と人質のはずなのに
出会った時から不思議とそこには
お互いに居心地のいい何かがあったように想う。


自然と2人は仲良くなり、
気がつくとブッチはフィリップの
“やりたいけど環境のせいでできなかったこと”を
知り、叶えてあげようとする。


それはまるで昔の自分をいたわっているかのようにも見える…。


現代は虐待により施設で育つ子どもが増えてきている。
昔は、戦争によって親を亡くしてしまい
止むを得ず施設に入所するパターンが多かったのだが

今は違う。

親は健在なのに一緒に住めないのだ。
その理由の9割が“虐待”によるものである。


“自分が親からされて嫌だったこと”を
“自分も自分の子どもにしてしまう”

そういったパターンが非常に増えてきているのだ。

そんな中

“自分がされて嫌だったこと”は絶対に
今を生きる子どもにさせてはならないと想うブッチ。

こんなにまっすぐなのにも関わらず
なぜ、警察に追われるような人生になってしまったのだろうか…?

クリントイーストウッド監督の“パーフェクトワールド”
永遠の名作である。ぜひ、あなたの目で見て欲しい。

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